こんにちはFX学校の青木です。
ローソク足の話の続きです。今回は2本のローソク足のパターンを見ていきましょう。
トレードをするなら最低限覚えておいて欲しいものをセレクトしていますから、まずは丸覚えしてください。
2本のローソク足のパターン
複数のローソク足の組み合わせのパターンで投資家心理を読むことができます。
ローソク足のパターンと名称をまずは覚えてください。
もう少し詳しく、値動きの中の心理など知りたい方はこちらの「 値動きを理解すればと投資家心理が見えてくる」もあわせて読んでください。
説明が日足になっていますが、日足以外のチャートでも基本的には同じ意味になります。時間足により意味の強さには違いがあります。
また、FXでは24時間取引の関係上 前の足と次の足の窓が空きにくいのでこの図のような形は少ないと思いますが、わかりやすい図にしています。
包み足(つつみ足)
包み線(抱き線)とは、前日の陰線、陽線とは逆に当日のローソク足の値幅を完全に包む大陽線または大陰線のローソク足の組み合わせをいいます。これは、今までの勢力を一掃するほどの強力な切り替えしのエネルギーが存在することを意味する型で市場参加者の心理は反転しトレンド転換したと読み解くことができます。
はらみ足・はらみ線
はらみ線とは、前日の値幅以内で動きそれまでの売り方、買い方が小幅な動きの中でせめぎ合っているローソク足の型。前日の大きな動きを母体として、当日の小幅なローソク足を「はらんだお腹の子」と見立てた呼び方がはらみ線です。相場にも新たな生命の誕生が近いということで、相場の流れが変わる前兆と見ます。はらみ線のまたの名をはらみ足ともいいます。
かぶせ
ローソク足の組み合わせのひとつかぶせ線とは、前日の大陽線の後、終値よりも高く始まったが、当日の終値は前日の陽線の範囲内に終値をつける大陰線の型をいいます。
陰線が陽線にかぶさっている形から、かぶせ線と呼ばれます。特に前日陽線の中心以下まで陰線がかぶさった場合は、それまでの買い勢力が弱まり、相場転換となることが多くある事を示唆するローソク足の組み合わせです。かぶせの逆、陰線陽線の組み合わせを切り込み線と言います。
たすき
底値圏で陰線が出現した翌日、その始値は前日の始値より低いが、終値は前日の始値より高い陽線が現れた場合で、特に数日前からの連続的な動きの中での出現は、反転による戸惑い感が払拭されたという見方ができ、目先逆向い買い狙いとなります。
FXでは前の足と次の足の窓が空きにくいので発生は少ないと思います。
2本以上のローソク足のパターン
窓埋め
前の足の終値から窓を開けて寄り付き、次の足でこの窓を埋める線が現れた場合です。
FXでは、24時間取引のため週明けに発生する場合が多い形です。
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