ローソク足は始値、高値、安値、終値で構成されたチャートの表示方法です。
この高値と安値、始値、終値って意外と重要なラインなんですが、トレードするときに意識していますか?
今日は、トレードで使う前日の高値、安値、始値、終値と
海外のトレーダーがよく使うピボットライン(DailyPivot)についてお話します。
ローソク足の前日の高値、安値
まず、ローソク足の高値、安値、始値、終値は大丈夫ですか?
もし、ローソク足の作り方(でき方)を理解していなければ、こちらのページをご覧ください。
下の画像は、2022年1月21日(金)のドル円チャートになります。
翌日2022年1月24日(月)の一番最初の足を見てください。
ね。前日の安値が意識されて、上昇してるでしょ。
前日の安値や、高値は意識され、反発したり、
一旦は安値のラインをブレイクしたとしても
この様にヒゲで戻されたりすることが多いです。
こういった、反発しやすい場所を見つけてトレードすると、
トレードの精度も上がってきますので、今日から注目してみてください。
ピボットラインとは
ピボットラインとは前日の高値、安値、終値を元に計算される重要なラインで、当日意識されやすいラインとして機能することがあります。
下のチャートがピボットラインを引いたチャートになります。
オレンジ色の真ん中の線がピボットライン。
ピボットラインは相場の方向性を判断するために使います。
当日のピボットラインより価格が上にあれば上目線。
当日のピボットラインより価格が下にあれば下目線。
それとは別に、オレンジのラインを中心に、
3つのラインがあります。
中心から、水色、ピンク、緑のラインがありますよね。
それぞれの役割をと呼び名を紹介していきます。
内から1つ目が水色のラインがR1、S1
内から2つ目がピンクのラインがR2、S2
大外の緑のラインがR3、S3と呼ばれています。
上側がレジスタンスラインでR1、R2、R3。
下側がサポートラインでS1、S2、S3。
ご覧頂いたらわかる通り、上昇をおさえる抵抗になったり、
下にも同様に水色、ピンク、緑のラインが有り、下落をおさえるサポートの役割になったりします。
まとめ
前日高値や安値、前日高値安値から計算されるピボットラインなど、FXトレードをするときには高値安値は意識されていることが多くあります。
必ず機能するわけではないですが、利確目標にしたり、エントリーのチャンスにすると、今までと違ったチャートの見え方をするんじゃないでしょうか?
そして、高値安値を意識するだけでもトレードの勝率も変わってきますので、ぜひ今日から意識してみてください。
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