投資といえば、株や投資信託を思いうかべる方が多いと思いますが、
ここ数年で、FX(外国為替証拠金取引)を始める方が増えています。
ここでは、FX初心者に人気の理由や始めやすい理由などFXの特徴をご紹介します。
1.FXは24時間取引が可能
FXは月曜から金曜まで24時間取引できるのが大きな特徴の1つです。
株式投資の場合、市場が開いているのは朝の9時~15時までなので
市場が開いている時間しか取引をすることはできません。
その点FXは24時間世界中で取引されているため、いつでも取引ができるという特徴があります。
ですから、忙しいサラリーマンや主婦の方に最適なんです。
例えば、昼間に仕事をしているサラリーマンの方などは
基本的には家に帰ってきてからしかトレードをすることができません。
ですから、15時に市場が閉まってしまう株式投資をリアルタイムに取引することは出来ませんが、FXの場合24時間取引が可能なので自分のライフスタイルに合わせたトレードを構築することができるので、サラリーマンだけではなく、忙しい主婦や時間が不規則なお仕事の方にも最適な投資で人気の理由の1つです。
2.FXは小額からスタートができ、レバレッジを使って大きく稼ぐ!
FX最大の魅力は何といっても小額から投資をスタートできることです。
株式投資では少なくても数十万から100万単位のある程度まとまった資金が必要になることが多いですが、FXの場合、数万円から10万円程度の資金で始められます。
それを可能にしているのが「レバレッジ」といわれるFXの仕組みです。
「レバレッジ」とはテコの原理のことで、
少ないお金を担保にして大きなお金を動かせる仕組みです。
現在、日本では25倍のレバレッジで取引することが可能でこれは資金の25倍の取引ができるという意味です。
解りやすく説明すると
100万円の取引をするのに4万円の証拠金を用意すればいいということで
100万円の取引をするのに100万円用意する必要がないという事です。
なぜ、このような事が可能なのかというとFXが証拠金取引だからです。
もともと「証拠金」は、商品先物取引で使われる用語で、担保として預け入れたお金の範囲内で取引できるという仕組みです。
証拠金は、取引代金とは別に取り扱われ。取引額全てのお金をやりとりするのではなく、取引で生じた損益分のみのお金をやりとりします。
実際に預ける証拠金は、取引額の1/25の金額(担保)で売買が行なえますので、とても資金効率がよい投資ということになります。
日本では、規制がかかって25倍のレバレッジですが、
海外の証券会社を使えば、200倍や400倍といったレバレッジで取引することも可能です。
株の場合、基本的には100万円の取引なら100万円必要です。
信用取引を利用する場合でもレバレッジが3倍ですからFXはより少額でスタートできるという事ですね。
このハードルの低さがFXの人気の理由でもあります。
3、FXは買いでも売りからでも取引を始められる
FXは買いだけではなく、売りからでも取引が出来ます。
株式投資でも信用売りといって売ることもできますが手続きや審査の必要もありあまり一般的ではありません。証券会社に株を借りて売るので毎日別途金利が発生してしまいます。
FXは買いだけではなく、売りからでも取引が出来ます。
株式投資でも信用売りといって売ることもできますが手続きや審査の必要もありあまり一般的ではありません。証券会社に株を借りて売るので毎日別途金利が発生してしまいます。
その点FXでは、基本的には買う場合と同じ条件で取引ができるので相場が上がろうが下げようが関係なしに
上がると思えば買って、下がると思えば売って利益を出すことが可能です。
FXは上昇局面、下降局面、関係なしにいろんな局面で取引ができるので、投資機会が多いのも特徴です。
4.FXは取り引き手数料がかなり安い
金融商品はFX以外にもたくさんありますが、FXは他の金融商品と比べて売買手数料が圧倒的に安い!
例えば、似たような金融商品に外貨預金がありますが、外貨預金の場合、往復の手数料が約2円かかります。
これがFXの場合だと、1/10以下の0.1銭から多くても3銭ぐらいです。売買手数料はこれ以外にかかりません。
また、外貨預金はペイオフの対象外ですが、FXでは「信託保全」といって、会社の資産とお客様の資産を、別々に管理するが法律で義務付けられているので、万が一、利用しているFX会社が倒産したとしても、お客様の資金は全額戻ってきます。このような事からも、外貨預金よりもFXの方がお得ですね。