指値注文とは
FXにはたくさんの注文の方法があります、ここではFX初心者の方にもわかりやすく指値注文について解説していきます。
指値注文とは、決まった価格で売買したい時に使う注文方法です。
成行注文は価格を指定せずに今の価格で注文して、すぐに約定される(スベルこともあります)注文方法でした。
指値注文の場合は、自分が決めた価格で注文を出しておくので、為替レートがその価格にならないと約定されません。
指値注文の特徴
では、実際にどのように注文するか見ていきましょう!
例えば、現在のレートが仮に100,650円だとします、この時にレートが100,500円になったら買いたいと思ったときに指値注文を入れておくとレートが下がってきて 100,500円に価格がなった時に約定されます。
また買いの場合、指値注文では現在の価格より高い価格で注文は出せません。どういう事かというと、例えば現在の価格が100,650円とした場合 100,700円で買い注文は出せないという事です。
指値注文は現在の価格よりも有利な価格、買いの場合だと現在の価格よりも安い価格で注文を出したいときに使う注文方法です。
現在の価格よりも高い価格で買い注文を入れておきたい場合は、逆指値注文を使います。
指値注文ではスリッページが発生するのか
成行注文では、スリッページによって思惑と違う価格で約定することがありました。
指値注文の場合、売買するレートを決めて注文を出すので基本的にはそのレート以外では約定しません。しかし、FX会社によっては有利な方向にスリッページが発生した場合だけ約定するFX会社もあります。
指値注文の注意点
これは、指値注文に限ったことではありませんが、売りと買いの注文を間違えて出してしまう場合があるのでしっかりと確認したいところです。
また指値注文では、注文を入れる際に有効期限を入れる必要があります。有効期限の種類には
「今日中・今週中・今月中・無制限・期間指定」などいろいろありますが、注文を入れているつもりが有効期限の関係でいつの間にか取り消されていたり、逆に取り消したつもりの注文が取り消されていなかったりする場合があります。
チャンスを逃したり、思わぬポジションを持つことがないようにこまめにチェックしたいところです。
指値注文では、1つしか注文を入れられません、1度に新規や決済2つ以上の注文を入れたい場合は「IFD注文」 「OCO注文」 「IFO注文」を使って注文します。
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