FXには注文の方法がいろいろあります。
いろいろあるので難しそうだなと感じるかもしれませんが、基本的には、売るか買うかの2択なので
思っているほど難しいものではありません。
また、FXを始めるうえで注文の仕方が解らないと取引できませんのでしっかりと覚えてくださいね。
ここでは、まず覚えてほしい基本的な注文の手順と基本的な注文方法である
・成行注文
・指値注文
・逆指値注文
について説明します。
FX注文の手順
1.取引する通貨ペアを選択する
まずは、取引する通貨ペアを選びます。
「ドル/円」というように決定します。通貨ペアの数はFX会社によって違いますが、基本的には20~30通貨ペア、多い所では100通貨ペアを超えるところもあります。
初心者の方は、取引量の多い「ユーロ/ドル」や「ドル/円」などのメジャー通貨からスタートするのがおススメです。
2.買いか売りかを決定する
次は、単純に「買い」か「売り」どちらで注文するのかをを決めます。
ここでBit(買い値)とAsk(売り値)を逆に認識するミスには気を付けたいですね。
3.売買金額の単位を指定する
通貨ペアと買いか売りかが決定したら、次は売買する単位(金額)を決めます。
1000通貨、1万通貨、という風に資金量に応じた適正な金額の取引を心掛けてください。
基本的な注文方法
ここまで、決めたら次は注文方法です。基本的なところから覚えていきましょう!
成行注文
基本の注文方法の1つ 成行(なりゆき)注文を説明します。
成行(なりゆき)注文とは、いま買いたい、売りたいと思ったときに手動で注文する方法です。
為替レートを指定せずに現在のレートで手動注文することです。
指値注文
次に【指値】(さしね)注文を見てみましょう。
指値注文は、為替レートを指定する注文方法のことです。「買い」「売り」のどちらでも同じですが、「○○円になったら買います!」「○○円になったら売ります!」と注文を入れておくのが指値注文となります。
指値注文には2種類ある
指値注文には、新規の指値注文と決済の指値注文の2種類あります。
新規の指値注文
新規の指値注文とは、ポジションを持っていない状態で「○○円になったら買います!または売ります!」という注文をいれることです。
例)買いの場合
現在のレートが100円とした場合99円になったら買うという注文を入れておくのが新規の指値で
ポイントは現在のレートよりも有利なところ(現在のレートより安い)で買うのが指値です。(売りの場合はこの逆)
決済の指値注文
決済の指値注文とは、保有しているポジションの利益を確定させる指値注文です。
例)買いのポジションを保有している場合
保有しているポジションが100円だった場合、101円になったら利益確定の売りの注文を入れておくのが決済の指値注文です。(売りのポジションを保有の場合はこの逆)
逆指値注文
次に【逆指値】(ぎゃくさしね)注文を見てみましょう。
指値注文は今のレートより有利なレート(買いたい場合、現害のレートよりも安い値段)での注文ですが、逆指値注文は「今のレートより不利なレート(買いたい場合、現状のレートよりも高い値段)での指値注文」のことです。
現在の情勢では判断できず、相場の勢いを確認してから売買したい時に有効です。
指値注文と逆指値注文の違いをしっかり頭に入れておいて下さいね。
逆指値注文にも2種類ある
逆指値注文には、新規の逆指値注文と決済の逆指値注文の2種類あります。
新規の逆指値注文
新規の逆指値注文とは、ポジションを持っていない状態で「○○円になったら買います!または売ります!」という注文をいれることです。
例)買いの場合
現在のレートが100円とした場合101円になったら買うという注文を入れておくのが新規の逆指値で、ポイントは現在のレートよりも不利なところ(現在のレートより高い値段)で買うのが逆指値です。(売りの場合はこの逆)
決済の逆指値注文
決済の逆指値注文とは、保有しているポジションの損失を確定させる指値注文です。
例)買いのポジションを保有している場合
保有しているポジションが100円だった場合、99円になったら損失を確定させる売りの注文を入れておくのが決済の逆指値注文です。損切注文、ロスカット注文とも言います。(売りのポジションを保有の場合はこの逆)