米国大統領選挙とドルのゆくえについて
次期米大統領選の第3回テレビ討論会(日本時間2016年10月20日)が行われました。
トランプ候補VSクリントン候補とが、米国民の前で直接議論する場はこれで終了で
残りは、両候補が投票日の11月8日に向けて、全米50州のうち重要な地域をまわるのみとなったようです。
世論調査では、クリントン候補の人気が高まっているのかな?
大統領選挙の先物マーケットが存在する!
4年前にオバマの選挙の時、TVのニュース番組で、池上彰氏が紹介していたので、はじめて知ったのですが
大統領選直前のアメリカを徹底取材と題して紹介していたのをみたのですが
「米大統領選先物 IEM」という、米大統領選挙を予想する先物のマーケットがあるそうですΣ(・∀・;)
何でも相場にする国ですねぇ(^o^)
ひさびさに、ネットで調べてみたらアイオワ大学が主催しているIEM(Iowa Electonic Markets)という取引市場だそうです。
いちおう学術目的で研究と教育を目的としているとはいえ、実際に資金を投じられ売買されているんですよね。
◆米大統領選先物 IEM とは?
IEM(Iowa Electronic Markets)は、民主党と共和党、どちらの党の候補者が勝つかを予想し、株を取引する先物市場。
出典:4年前のテレビ朝日サイトの引用
なにより興味深いのは、過去の結果が世論調査より精度が高いらしいです。
青線が民主党支持の先物価格。赤線が共和党。(出典:https://tippie.biz.uiowa.edu/iem/)
現時点では、見て分かる通り
クリントン候補(民主党)の勝利の赤が、トランプ候補(共和党)の勝利の青よりも遥かに高くなっています。
3回のテレビ討論を終えた時点では、10倍の大差をつけてクリントン優勢となっているということです。
さてさてどうなるのかな?
[sc name=”mid” ]大統領選挙とNYダウのアノマリー
大統領選は、4年に1回
4年に1回といえば、有名なのが「日暮熟睡男」
いえ。。違った オリンピック!\(◎o◎)/!
(「日暮熟睡男」 、今年ついに終わったこち亀にでくてるキャラクターです。。)
大統領選挙とオリンピックは、同じ年にあるんですよね
そして、大統領選の年は、株があがるというジンクス(アノマリー)があるのは有名です。
アノマリーとは?
アノマリーというのは、科学的な根拠はないものの、経験的に一定の傾向が見て取れる株価の動きのことをいいます。
秋のハロウィン時期に買って春に売れば利益が出やすいとされる「ハロウィン効果」や
“5月に売れ”という「セル・イン・メイ(Sell in May)」の格言も有名です。
日本でも1月は株が上がるご祝儀相場、4月は株が上がりやすいなど、いろいろあります。
秋はヘッジファンドの換金売りが出やすい、あるいは春に向けて人々の気持ちが上向く
4月などは決算・株主総会などの効果もあると言われているけど、確かな理由も根拠もわかりません。
FXと大統領選挙のアノマリーは?
「大統領選挙の年とその翌年はドルが強い」
「中間選挙の年とその翌年はドルが弱い」
というのが為替相場のアノマリーです。
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