裁量トレードとは?
裁量トレードという言葉を聞いた事があると思いますが、
「裁量」を調べてみれば「自分の意見でとりさばき、処置すること。」と出てきます。
FXの場合、チャートを見てエントリーも決済も自分で決める普通の取引方法のことになります。
売買を判断する方法には、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などありますが
ファンダメンタルズ分析は、ほぼ裁量判断ということになると思いますし
テクニカル分析を使っていたとしても、最終的な判断をあなたが自分自身で行うのであれば、それも裁量トレードになります。
トレードルールが厳格に決まっていたとしても、そのルールを使うのが人間ですので、
必ず判断する部分が出てきますから、それも裁量トレードになります。
「何となくあがりそう」などの曖昧な理由でも、一応、自身の判断になりますので
人間の判断を一切いれない自動売買以外は、裁量トレードになるということです。
FXトレードの稼ぎ方
FXは、そもそも売りか買いしかありません。
利益をあげるには、2つのパターンがあります。
安く買って、高く売る ことで 稼ぐ!
ひとつは、買いから入る場合
ある値段で買い(ポジションを持ち)
買った値段よりも、さらに、高い値段で売る(ポジションを決済する)
このときの買った値段と売った値段の差が利益になります。
FXは売りからできるので、
高く売ってから 安く買い戻して 稼ぐ!
もうひとつは、売りから入る場合
ある値段で売り(ポジションを持ち)
売った値段よりも、さらに、安い値段で買い戻す(ポジションを決済する)
このときの売った値段と買った値段の差が利益になります。
結局、売買差益により利益を出したければ、
今よりも値段が上がると思えば買えば良いですし
今よりも値段が下がると思えば売れば良い
ということになります。
ここシンプルですがとても大切な話
我々の師匠が書いてくれた初心者の人は以下のサイトでぜひ勉強して下さい。
http://jp-kijun.net/fxkiso/post-37
裁量トレードと自動売買
FXのトレード方法には、いくつかの分類の方法がありますが
裁量トレードというと、もうひとつの方法として、システムトレードと呼ばれるものがあります。
システムトレードというのは、売り買いの判断を完全にルール化して
人間の判断が無くても、誰がやっても同じ売買ができるようにしているトレード方法です。
システム的に判断できるのでプログラミングで自動化がしやすいので
すべてを機械にまかせて自動売買にしたりもします。
自動売買にしているもの以外は、システムトレードといっても、
何らかの裁量判断が入っている場合が多いので裁量トレードとなっている場合がほとんどです。
自動売買で稼ぎ続けられるのか?
すべてを自動でやって稼げるのであれば、それで十分ですよね?
実際に、世界のトレーダーの中には自動売買で稼ぎ続けている人もいますが
そういった方々は1つのプログラムでずっと儲け続けているわけではなく、複数のプログラムを組み合わせて
ポートフォリオを組んで相場状況に合わせて使い分けているようです。
つまり、自動売買の欠点は、プログラムが機能しなくなることなのです。
結局のところ、プログラムを使い分けたり、組み替えたりする必要があるので
ここは裁量判断といえますから、自動売買であっても勝ち続けるためには
裁量の技術が必要だということです。
裁量トレード・自動売買のパフォーマンス
自動売買は、複数のシステムをポートフォリを組んでパフォーマンス安定させるので
とても良いロジックを優秀な運用者が定期的にメンテナンスして年に10%とか20%程度で凄く優秀だと思います。
メンタルも関係無いので、ファンドなどの大きな資金を運用するのに適していると思います。
裁量トレードのパフォーマンスは、日2%〜3%は可能なので週に15%、
レバレッジのかけ方にもよりますが、月に60%、年間500%オーバーする方もいらっしゃいます。
年間500%というと、10万円が1年で500万円に増えるということです。
FX学校の生徒の方でも、
まったくの初心者からスタートしたごく普通の人が
資金を倍にしました、3倍にしましたという報告がきますので
習得していくうちに上げられるようになってくるということです。
ただ、裁量トレードの場合は、メンタルが関係しますので
あまり大きな金額になると怖くなったりしますので
そこまでのパフォーマンスは出しにくくなります。
それでも資金が大きくなるにつれて、
年30%とか50%とか落ち着いたトレードをしていても
充分な稼ぎになってきます。
経験的に、1日の稼ぎがサラリーマン時代の月収を超えると
ちょっとトレードが崩れたりしますね、
そこは、時間をかけて自分を慣れさせていく必要があります。
また、普段から大きなお金を動かしている人のほうが
慣れる必要が無いのでスピードは早いということです。
ですから、小さい資金を短期間で大きく増やしたい人に
裁量トレードが非常に向いていると言えます。
安定して勝ち続けられる裁量トレード
「裁量トレードだと難しい?」というイメージがあるようですが、
FX学校で生徒に教えているのも裁量トレードですが、まったくの初心者の人でも
勝てるようになっていますので、そこまで難しく考える必要はありません。
あくまでも勝ちやすい基本のトレードルールがあり、それに従うことが一番重要で
さらに、安定して勝てるように、相場状況の判断をプラスしていくことで
勝率アップや、収益のアップをしていきます。
FXで稼ぐ裁量トレーダーはどんな裁量判断をしているのか?
ひとくちに裁量判断と言っても、いろいろありますので、
FXトレードで必要な裁量判断の種類をご紹介していきます。
トレードルールが機能しやすい状況になるのを待つ
FXで勝つためには、優位性のあるトレードルールを持つことが不可欠です。
そして、その優位性のあるトレードルールに裁量判断をプラスすることで
勝率、利益率をさらに上げて安定して勝つことが可能になります。
自分のトレードルールが利益を上げやすい相場状況を判断するのも裁量判断です。
例)
トレンドフォローの手法の場合
上の時間足がレンジだと判断できたので、エントリーポイントだったとしてもエントリーをみおくる。
重要指標や要人発言やニュース
トレード中に重要指標や要人発言、ニュースの情報を見て判断を加えていくことも裁量です。
テクニカルが機能しにくい大きな値動きが発生しそうな重要指標発表前にポジションを作らないのは当たり前のことです。
ボラティリティの判断
今の相場状況は参加者が多くボラティリティが大きいのか、それとも閑散相場でボラティリティが小さいのかを判断します。
FXの場合は、時間帯によってもボラティリティが変化します。時間足を切り替えるとか、待つことが必要になります。
やっていはいけない裁量トレード
裁量トレードといっても、いろいろありますが、
こういう裁量トレードは安定して勝ち続けるのが難しいので気をつけましょう。
感覚トレード
「ここまで下がったからそろそろ上がるだろう」
「勢い良く上がっているから、もっと上がるだろう」
何となく上がりそう、何となく下がりそう という根拠のない感覚にたよったトレードです。
裁量トレードの精度を上げるには?
トレーダーは、いくら裁量判断と言っても、
何となく「上がりそう下がりそう」で売買の判断を決めている訳ではありません、
一定のルールをもってトレードをしています。
そのルールは、テクニカル分析を使っている場合が多いです。
テクニカル分析の判断を鍛えることにより、裁量トレードの精度がアップします。
ファンダメンタル分析も関係ないとは言いませんが
鍛えようがないジャンルですので、テクニカル分析を学ぶことをオススメします。
裁量トレードには練習が必要!
裁量トレードは、知ったらすぐにできるというものではありません。
どちらかと言えば、スポーツのように楽しみながら
練習していくことにより上達していくものです。
一度習得すれば、ずっと使い続けられて・利益も青天井の魅力ある技術ですから
相場で勝ち続ける職人を目指して裁量トレードを身につけていきましょう!
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本格的な裁量トレーダーを育てるFXの学校
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